一つ目の仕事をやめました・前編

仕事編

こんにちは、けいです。

2019年も後1ヶ月になってしまいました…!

海外放浪をし始めてから、月日が経つのが本当に早すぎて困ります。

さて、そんな中で、実は10月末に一番最初に決まったティーハウスを辞めていました。

ですがまさかの現在に至るまで、少しトラブっていますので、こんなこともあるぞ!という注意喚起で書いていこうと思います。

少し長くなるので、前後編でお送りします。

実は8月末に一回辞めていた

一番最初に決まったティーハウスなんですが、実は働き始めてわかってきたのが、オーナーの人格的な問題。

気にならない人は全く気にならないと思うのですが、多分ほとんどの人が気になる、と思います。多分。

そしてわたし自身も自分が人格者なわけではないので、人の性格やらなんやらを基本言わないようにしているのですが、今回は流石に耐えられませんでした。

それでもスタッフのこたちはとってもいい子達だったし、オーナーの給料の支払い等もちゃんとしていたので、週3日くらいはなんとかなっていたんです。

ですが、イギリスで8月と言えば、ちょうど卒業シーズン。

いい子しかいないスタッフのほとんどが、卒業で各々の国や都市に帰ることになり、9月からは完全に新体制になる!ということが、働き始めてすぐわかったのです。

中でも一番仲良しだったウェイターの子が辞めるときき、結構ショックでした。

でもせっかく始めた仕事だし、まだ仲良しの子はいるし、とこの時はまだ寂しいけど頑張ろうという気持ちでした。

オーナーの暴挙が始まるまでは。

その結果、9月に一時帰国することになったのを理由にして、わたしも彼女たちと一緒に辞めることにしたのです。

オーナーは何をしたの?

今考えると、自分二号、自分のスパイのような存在を作りたかったんだと思います。

元々マネージャーのいない店だったのですが、急に何人かをマネージャーにする!と言い出して、そのためのトレーニングを始めたんです。

そのトレーニングというのも、日本で人材育成に短期間ですが関わった事のあるわたしから言わせれば、トレーニーの尊厳も人格も否定するようなものでした。

まず絶対なのが、その日あった事を1日の終わりに全てオーナーに報告する事。

例えばスタッフのAとBがおしゃべりをしていた、とか、こうしなければいけなかったことをしなかった、とか。所謂告げ口です。

それらを全部‘報告’として、マネージャー候補の子に自分にあげるように言っていたんです。

本当に吃驚しました。

お客さんに迷惑をかけたわけでもなんでもないし、仕事をサボって喋っていたわけでもないのに、いかにもずっと喋っていたかのように伝えるんです。

そして自分は注意したけど、聞かなかった、なんてことも。

なかったことを伝えるわけではないのですが、あったことをものすごーく誇張して伝えているので、後からオーナーに事実と全く違うことで怒られるんですよ。

しかもオーナーはマネージャー候補たちの意見しか聞きません。

違うよ、事実はこうだよ、とフォローしても、「言い訳はいいから」のように返されました。

このときにはもうここを辞めることを決めていました。

その結果として、一旦は8月末に辞めたんです。

一回辞めたのに、出戻っていたわけ

一時帰国してから、またイギリスに帰ってきたことをお店の子たちには誰にも伝えていなかったのですが、わたしはもう一つ別の仕事をしていたので、勿論同じ都市に戻っていたんです。

そしてお店はメイン通りにあるので、何回かスタッフの子たちとすれ違ったりしていて。

ケイに会ったよ!ということをスタッフの子がオーナーに話したらしく、10月ごろにオーナーからイギリスに帰ってきているならまた働かないか?と声かけをいただいたんです。

そのそきもう一つの仕事はまだパートタイムで(11月からフルタイムになる予定でした)週3日勤務だったので、同時にできる別の仕事を探していて。

確かに人が嫌になって辞めたところではありましたが、新しいスタッフの子も入ってリフレッシュされただろうし、前よりフレキシブルに入るなら、前ほどストレスもないかな、と思ったんです。

まあ、思ってしまったのが、間違いだったわけですが。。。

結果として、10月半ばに入って、10月末には辞めちゃいました。

やはり一回無理だったところは無理だった!というだけでなく、無理さが増していました。

オーナー二号だけでなく三号までもができていた

最初はみんな歓迎モードで、楽しく働けました。

新しいウェイターの子も、前いた子たちと変わらないくらいプロフェッショナルで、歳も近かったためよく話もあったんです。

8月に辞めるときに問題児になっていたマネージャー候補は、正式にマネージャーになったからか、だいぶいい子に戻っていました。

仕事が嫌になって辞めたわけではなかったので、久しぶりのラッシュアワーも慣れたものです。

戻ってよかったなーと思っていました。

ですが、すぐに気づいてしまいました。

結局オーナーの暴挙が治ったわけでは全くなく、むしろスタッフを一新したこのタイミングでここぞとばかりに無駄な(わたしから言わせれば本当に無駄です)ルールを新たに作っていたんです。

例えば、仕事以外の話は一切してはいけない、とか、シフトが始まる15分前にはお店に来て仕事を始めなければならない、とか。

15分前に来たからと言って、その分お給料をくれるわけでもないのに、です。

ですが、新しい子たちはそれを知りません。

そのため、みんながみんなそれに倣ってしまい、いかにもそれが普通であるかのように振る舞っていたのです。

はっきり言わせて貰えば、異常です。

わたしは無駄にタダ働きをしたくなかったので、5分前にしか行かなかったのですが、毎回遅いと怒られていました。

勿論遅刻じゃありません。

無視してシフトの1分前までトイレに籠もって時間を潰していました。(笑)

それに対して、まともになったマネージャー(オーナー二号)は何も言わなかったのですが、今度は別のマネージャーになりたい子がずっとネチネチ言ってくるようになりました。

まさかのオーナー三号の誕生です。

というのも、その子はマネージャーがマネージャーになった際の一連の言動を見ていたので、「オーナーのいう通りにすればマネージャーになれる」と思い込んでしまったんです。

悪循環しかありません。

結果彼も元々はすごくいい子だったのに、最後はわたしやウェイターの子にとってストレスでしかなくなり、たったの3週間で再度辞めることになってしまったのです。

Noticeを出したら、もう来なくていいと言われた

わたしがもう辞めてしまおうか、でもお金のために続けるためかを考えていたとき、仲良しだったウェイターの子が、またしても辞めてしまうことを知ってしまいました。

彼女はイタリア人だったのですが、結構クールな子だったからか、オーナーやマネージャーから嫌われており、シフトを減らされていたんです。

他の仕事が見つかったし、もう辞めるわ、ケイは好きだったから教えるけど、内緒よ、と仕事後にこっそり教えてくれました。

彼女はわたしと一緒におかしいことはおかしいと言ってくれていた子だったので、わたしはこれはもう無理だなと思いました。

他の子たちは、これが初めての仕事だったり、学生だったりしたして、言われたことはそのまま実行してしまうんです。

おかしいということにも気づいていないようでした。

わたしとその子だけが他にも経験があって、比較対象があったからでしょう。

他の子たちよりよっぽどいいところも悪いところも見えてしまいました。

お金のために、海外でストレスを抱えなくていいな、と考え直したわたしは、彼女と一緒にNoticeを出すことを決めたんです。

Noticeというのは所謂退職願のことです。
2 weeks noticeだったり1month noticeだったりと、お店や契約書の内容によりますが、提出した日から数えて、その期間で辞めるからね、ということを書面で伝えます。

決めた翌日、恨み言を書くわけでもなく、ただ「来週で辞めます。今までありがとう。」と書いてオーナーに渡してきました。

結果、オーナーから「今までありがとう。もう来なくていいよ」とメールが来ました。

Noticeを無視されたのです。

Notice期間はオーナーは仕事を保証しなければならないため、この時点でもう来なくていいなどは決められません。
この場合、オーナーはNotice期間に働いていたらもらえていたであろう給料も払わなければなりません。

わたしとしてはもう働きにいかなくていい!とHappyだったのですが、翌月給料を振り込まれるまではまだ安心できません。

クビになったわけではないので、オーナーはわたしたちに、お給料は勿論、ホリデーペイやTips、そしてWagesと呼ばれるNotice期間に見込まれるお給料全てを払わなければならないことをわたし達は知っていたからです。

というわけで、10日まで待っていたのですが、結果、お給料さえも支払われませんでした。

そこで全面戦争になったわけです。

わたしは一番合法的な方法をとることにしました。

 

後編に続く➡️

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