【海外でピアスを開ける】いいスタジオの探し方

お役立ち情報

こんにちは!けいです。

前回、前々回と続いてピアスネタなんですが、今日はそもそもどうやっていいスタジオを探すの?何を基準に確認すればいいの?ということを、海外2カ国、日本入れると3カ国のピアススタジオでピアッシングしてきたわたくし・けいが、わたし流で解説しようと思います。

先に言っておきますが、あくまでわたしの主観に基づきます。

また、そもそもピアスは医療行為なので、スタジオはお勧めされないことが多いです。

ですが、そうは知っていても、個人的にはピアスを開けるのはスタジオ一択だと思っているので、その点を踏まえた上で、興味のある方は読んでいただけると嬉しいです。

そもそもピアススタジオって何?

さあピアスを開けるぞ!と思った人が、まず行き着くのがどこでピアスを開けるのか、ということだと思うのですが、そこに選択肢は3つあります。

  1. 自分もしくは知人の協力のもと、ピアッサーで開ける
  2. 病院で開ける
  3. ピアススタジオで開ける
ほとんどの人は1か2を選ぶんじゃないかな〜と思います。

特にロブと呼ばれるいわゆる耳たぶピアスは、ピアッサーが一番安くて手軽です。

その弊害は勿論あるのですが、そこは割愛して。

3のスタジオってなんぞや?と思う方向けにお話ししますね。

ピアススタジオとは、その名の通り、ピアスを開けることを専門にしたスタジオのことです。

一番最初にお伝えしましたが、ピアッシングとは本来医療行為です。

ピアススタジオの人は医者ではありません。

ですが、毎日誰かしらのピアスを開けている、ピアスの専門家でもあります。

ピアスを開ける、というその一点のみを考えるなら、正直その辺の病院の医師よりも詳しく知っています。

餅は餅屋と言いますが、ピアッシングの専門店が、ピアススタジオなんです。

病院とは何が違うの?

一番違うのは、医療行為を行うにあたって、ピアッシングをする人(ピアッサーと呼びます)が医師免許を持っていないことです。

それに伴って、保険適応外となります。

ケア用品が値段に含まれていて、一緒にくれるところもありますが、あくまでおまけのようなものなので、勿論処方箋等はありません。

また、何かトラブルが起きたとき、対処してもらえる範囲にも限界があります。

基本的にピアススタジオではニードルという器具を使うので、ピアッサーで開けるより遥かにトラブルが起こる確率は低いのですが、あくまで一般論の話です。

体質や、ケアの仕方によっては、結果的に病院にかからないといけなくなることも少なくありません。

以上の点を加味しても、わたし自身はピアススタジオがおすすめではありますが、世の中に絶対はありません。
少しでも不安な方は、迷わず病院を選ぶことを、強くお勧めします。

わたしがピアススタジオをおすすめするわけ

ただ逆にいい点も勿論あります。

やはりピアスの専門家、単純に上手です。

きちんと部位に対して垂直に開けてくれます。(ピアスの斜めあきが一番危険です!)

また毎日たくさんの耳の形や、ピアスのサイズ、バランスを見ているので、安定しやすい位置や、お洒落な位置をアドバイスしてくれます。

例えば、ロブに開けるとしても、左右一つずつしか開けない場合と、後々二つ、三つと増やす場合とでは、最初の開ける位置が違います。

どういったピアスをつけたいのかによっても、若干真ん中より下に開けたりと調整が必要です。

前から自分が見えるのと、横から他の人が見えるのとでは見え方が全く違います。

軟骨部では、血管やリンパの近くも避けなければなりません。

そういった自分じゃ考え付かないようなことも、全部加味してアドバイスしてくれるのです。

よく聞くのが、病院だと自分でマーキングしないといけないという話。

ピアススタジオではそんなことは一切ありません。

自分が開けたい場所を伝えると、ピアッサーがその付近でいくつかおすすめの場所をマーキングしてくれます。

病院ほど混むこともないので(そんなに一斉にピアス開けにきたりしないですよね。笑)しっかり時間もとってもらえて、自分が納得してピアッシングできます。

個人的にはやっぱりピアススタジオ一択かなあ、と思いますね。

ピアススタジオの選び方

さて、前置きはこの辺にして、本題の選び方を紹介します。

個人的に一番重視しているのが以下の5点です。

これは日本だろうが、海外だろうが変わりません。

✔︎ ニードルを使っている
✔︎ お店に清潔感があり、施術するときに手袋を着用している
✔︎ 料金設定がはっきりしている
✔︎ ピアッサーが一人である
✔︎ 近い過去に極端に悪いコメントがない
では順番に見ていきましょう。

ニードルを使っている

ピアッシング使う器具は、主に3種類あります。

ピアッサー、ピアスガン、そしてニードルです。(他にもあるにはありますが、割愛します)

その中でも、ピアッシングにおすすめなのは断トツでニードルです。

他の二つはイメージとして、バネの勢いを使って細胞を潰しながら穴を開けるのですが、ニードルは細胞をくり抜きながら穴を開けます。

そのため、圧倒的に傷の治り(安定)が早く、後々トラブルが少ないんです。

ピアススタジオという時点で、特に日本はこの点は大丈夫だと思うのですが、海外に多いのがピアスガンを使っているスタジオ。

海外で、しかも言葉も通じないし保険も効かないというリスクを背負うのに、その上でさらにリスクを背負う必要はありません。

電話でも受付の人でも聞いたらすぐ教えてくれるので、きちんと確認しましょう。

お店に清潔感があり、施術するときに手袋を着用している

お店の清潔感は、入ってすぐわかると思うのですが、わたしが重視して欲しいのは後者の手袋着用かどうかという点です。

わたしたちの手って、自分で思っているより遥かに多くの目に見えない細菌が付着しています。

ピアッシングという、身体に傷をつける行為にあたって、いくら石鹸で手を洗っているからと言って素手で触るのは、リスクが大きすぎます。

石鹸で手を洗って消毒をした上で、手袋を着用するのが好ましいです。

でもそんなの下見でわからなくない?と思われると思うのですが、いくつかの質問で意外と簡単にチェックできます。

1番おすすめなのは、「どの器具使うの?」「ファーストピアスを見せて!」と聞いてみること。

特に器具に関する質問は、最初のニードルを使用するかどうかの確認もできるので、一石二鳥です。

このときに、本当にちゃんとしているスタジオならば、手袋をつけた状態でニードルなりファーストピアスなりを持ってきてくれます。

袋に細菌が付着することを防ぐためです。

本当に徹底しているところでは、手袋をつけていないお客本人には渡してくれないところさえあります。(わたしがニュージーランドで開けたお店がそうでした)

さらっと流れで聞けるので、とりあえず聞いてみたらいいと思います!

料金設定がはっきりしている

事前にその国の平均相場は調べているという前提でお話しします。

サイトをみると、ほとんどのスタジオで、ロブはいくら、軟骨やボディーは部位によっていくら、またファーストピアスの種類によってはいくらと、料金設定は比較的明確にしてあります。

特に良心的なスタジオでは、そこにケア用品や、トラブルが起きた際のフォロー代も含まれていたりと、本当にお店によって様々です。

一個だと通常料金だけど、二個目からは少し安くなったりもします。

基本的にお店のHPに記載がありますし、ない場合も電話で問い合わせるとすぐ詳しく教えてくれます。

たまに料金を濁すだけ濁して、いざ支払いになると大幅に追加料金がかかった!なんていう悪徳スタジオも残念なことに存在するので、気をつけましょう。

ピアッサーが一人である

特に外国のスタジオに多いのですが、大きくてポピュラーなスタジオになると、3人や4人と言った複数人のピアッサーが常駐していることがあります。

わたしはこういうスタジオは避けます。

理由は一つ、人によって当たり外れがあるからです。

わたしは最初は必ずGoogleの口コミを参考にするのですが、ピアッサーが複数人いるお店の口コミは、ほとんど誰が施術したかまでは書いていません。

そのため、いいコメントが多くても、それが誰かわからないため、いざ自分の番になったときに上手なピアッサーにあたるとは限りません。

場合によっては、トレーニングが終わったばかりのようなほぼ新人さんにあたっても、文句は言えないわけで。

その点、元からピアッサーが一人しかいないお店の口コミは、その全てがその人のものです。

いい口コミが多い=上手であると言えます。

また後日トラブルが起きた際も、その人が開けてくれているので、相談もしやすいです。

近い過去に極端に悪い口コミがない

これは前述のピアッサーの確認と似たような内容になるのですが、少なくとも過去半年間で悪い口コミがあるスタジオは避けるべきです。

勿論内容にもよりますが、星が一つとか二つだけ、という場合、ちょっと気になりますよね。

できればそれを踏まえても、総合評価が4.5以上は欲しいところです。

今日のまとめ

わたしの経験上、以上のことを踏まえると、失敗しにくいのかな、と思います。

外国のスタジオに関しては、タトゥーショップが一緒にピアッシングも行っていたりと、とにかく多くの選択肢があります。

確かに思い立ったら気が変わらないうちに即行動!が望ましくはありますが、それがイコール事前準備を怠っていいということにはなりません。

むしろ、すぐにやり直しが効かない上に、自分の意思で塞がない限り一生ものになりますので、事前調べはしすぎなほどしてもいいと思います。

そして個人的には「ここにしよう」とお店をピックしてからの下見は、絶対にするべきです。

入ってみて、直感で「なんか違うな」と思ったら、その不安は恐らくずっとついてきます。

諦めてもう一度スタジオ探しをする方が精神衛生上いいです。

また、同じ部位へのピアッシングでも人によって角度や位置の感じ方が若干違います。

そのため、お店やピアッサーによって若干の誤差がある(本当に曲がっていて酷いとき以外)ことは、頭の中に入れておくといいと思います。

自分がいい!と思ったら、大体はそれでオッケーです。笑

 

特に外国でピアスというと、その国での思い出にもなりますし、国によっては日本より遥かに安くすることができます。

ですが、同時に自己責任が大きくのしかかってくるので、少なくとも英語圏であまり英語が得意じゃないと言った、現地コミュニケーションが難しい人は、あんまり安易な気持ちで開けない方がいいかな、と思います。

とりあえずチャレンジしてみよう!という人の参考になれば幸いです><

 

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