一つ目の仕事を辞めました・完結編

仕事編

こんにちは、けいです!

そしてあけましておめでとうございます。

2020年も頑張って更新していきますので、よろしくお願い致します!

さて、今日は、年末から全面戦争中の件が、無事に(?)終わりましたので完結編としてまとめさせていただこうと思います!

年末に一度連絡が来ていた

後編で書き留め郵便を送ったところで一旦終了していたと思うのですが、実はあの後3日後に返信が来ていました。

それがこちら⬇️

Kei
Got your letter, if you want to talk to me and get the rest of your money come and talk to me.  If you do not, you can go to Employment Tribunal.  Up to you.
どうです?だいぶ強くでたと思いませんか?(^◇^)
Employment Tribunalというのは、労働裁判所のこと。つまり、「ケイは話し合いにこないといけないし、来ないなら別に労働裁判所に行ってもいいよ。君次第だ。」と。自分が未払いのくせに酷い言い分です。送付した手紙には1週間以内に振り込むように記載してあったため、そのままテキストが来てから1週間待ちました。勿論、向こうは話し合いしてからしか払わないと言っているので、振り込まれるわけがありません。

わたしもそれは分かっていましたが、単純に法的措置に移るための既定の日数があるので、それが過ぎるのをただ待っていました。

そして手紙を出してから2週間後、再びCitizens Advice Bureauに出戻ることになったのです。

2回目のCitizens Advice Bureau

2回目はクリスマス前に滑り込んだのですが、前回の相談内容がデータとして保存してあるので、前回よりスムーズに対応してもらえました。

担当者は前回と違うおじちゃんでしたが(前回は比較的若めのお兄さんでした)、とても親身に話をしてくれて、より詳細なアドバイスをいただけました。

そして、やはり会いにいくのが一番早いことではあるけど、いきたくないよね、じゃあ今度は小切手で郵送してもらおう、とまた別のお手紙を作ってもらい。

前回同様受け取り確認後、1週間待つように言われました。

今回は小切手を郵送することになるので、少なくとも住所さえわかれば問題ないわけです。

前回は銀行口座がわからない等の言い訳ができましたが、今回は手紙本体に住所が記載されているので、言い逃れできません。

なんとなく無視されそうな予感はしていましたが、正直会わずに済むならそれに越したことはないので、もう少し待ってみることにしました。

前の記事で、次は法的機関に間に入ってもらう、ということを書いていたと思うのですが、おじちゃん曰く、今回は金額がそこまで大きくないため、結果として時間と労力に見合わない可能性が高いとのこと。

そのため、万一今回も向こうから無視もしくは拒否された場合は、諦めて会いに行って一回で終わらせた方が、負担は少ない、と言われました。

わたしとしても異国で裁判沙汰にまでしたくないのが本音なので、会いにいくときの注意点も聞いてきました。

✔︎ 必ず明るい時間、他にお客さんがいる時間にいくこと
✔︎ レコーダーを持っていくこと(スマホでOK)
✔︎ 可能ならば現地の年配の男性と一緒に行くこと
特に最後のものは、こちらが女でしかも自分より年下の外国人(母語が英語じゃない)なため、威圧的に来られる可能性が高く、少しでも向こうに横柄な態度を取る余地を与えないためなんだそうです。

勿論難しいことは分かっているので、そのためにも必ずレコーダーは持っていくように言われました。

威圧的な態度を取られた際、記録に残しておく必要があるからです。

皆さんはないとは思いますが、万一の際はスマホのレコーダーの使い方を確認しておくことを強くお勧めします!

わたしは結局会いに行ったのですが、その際レコーダーを取っているつもりが撮れていませんでした。。。

問題なく終わったからよかったものの、何かあっていたら完全に負けていたところです。

結局は顔見て全面戦争

予想していた通り、やはり返信は直接来ないと渡さない、の一点張り。

年が明けたこともあり、これ以上長引かせても面倒くさいので、わたしも腹を括って会いに行くことにしました。

アドバイスはしっかり守って、午後のピーク後の時間を指定し、役には立ちませんでしたがレコーダーもアプリを確認して、準備は満タン。

そして時間通りに店舗に入ると、オーナーはまさかの遅刻。

正直ありえないな、と思い、帰ろうかと思いましたが、それで別日にまた来るのも嫌で。

10分近く待ったら、約2ヶ月ぶりに見るオーナーの登場です。

テキストの文面の割にはにこやかで、機嫌が良いように見えました。

Hi, Kei, how are you? と始まり、手紙ありがとう、正直こういう手紙を貰ったのは初めてで、とてもビックリしたよ。とのこと。

こういうこと自体が初めてとはとても思えないので、今までの人たちはきっと泣き寝入りだったのでしょう。腹が立ちます。

前置きはいいから、話し合いをしよう。と、早速本題へ。

彼のすごい言い分をまとめるとこうです⬇️

  • ケイはFull-Time workerではなく、Temporary Workerのため、銀行振り込みはできない
  • 上記の理由で、Holiday Payも発生しない
  • Tipsは払う義務があるから払うよ

このとき初めてわたしがテンポラリーだったなどと言われ、正直何言ってるんだこいつと思っていたのですが、もう面倒だったので、「じゃあわたしは何をもらえるの」と問いただしたところ、

未払い分の給料、Tips、前回やめたときにもらえていなかった分のHoliday Pay

を払う、と。

というわけで、きっちり端数分までもぎ取って帰ってきました。

疲れました。

結論:全面戦争は結構な労力を使う

というわけで、まさかまさかの10月末に始まったバトルが、3ヶ月の時を経て解決しました。

解決というより、こちらが若干妥協した感じにはなりましたが、もらえるものは貰ったので満足です。

ただ、前にもお話ししましたが、こういうトラブルがないに越したことはないので、皆さんは是非とも、コントラクト(契約書)をもらえるしっかりした企業に務めることを、強くお勧めします。

また、今回の件で調べたり教えてもらったりして知ったのですが、イギリス、思っているよりずっと労働者の権利が守られています。

相談窓口もありますし、そこに行かなくても電話対応もしてくれます。

そこでわたしのように、自分は知らなかったけど、もらえる権利があるものが発覚したりもします。

もしこのような金銭トラブルに発展したときは、ちゃんと正当な権利ですので、泣き寝入りせずに、胸を張って主張をしましょう!

それでは、また!

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