こんにちは!けいです。
前回お引越しが無事に完了して、イギリスでの住所が確定したので、今だ!と免許の切替に行ってきました。
今日はその流れについてお話ししていこうと思います!
免許取得のメリットは?
実はそもそものお話し、イギリスでは日本の免許証を持っていたら、一年以内の滞在の場合、車道を普通に運転出来ます。
国際免許証も要りません。
ですが、取っておくと嬉しい特典(?)が続々ですので、多少コストはかかりますが、今後長期(最低4ヶ月以上)でイギリス滞在予定の人は、取っておいて損はないかと思います。
メリット① 身分証明証になる
日本で免許証って、住所の記載も有りますし、これ以上ない身分証になりますよね。
ペーパードライバーさんは、そのために取得した!って方もいらっしゃると思います。
イギリスも一緒で、滞在中の公的な身分証明証代わりになります!
特に、お酒が好きで、スーパー等でよくお買い物する人、バーによく行くという人は、常日頃からパスポートやBRPカードを持っていなければいけません。
それって結構リスキーですよね。
その点、イギリスの運転免許証を持っていれば、それ一枚お財布に入れておくだけで、大丈夫!
かさばらないし、リスクマネジメントも出来ます。
メリット② 住所証明ができる
これはメリット①と少しかぶるかと思いますが、イギリスの免許証は、日本のものと一緒で住所の記載があります。
そのため、何か申請に必要な時の住所証明として使えます。
特に開設が難しい、イギリス現地銀行口座開設に100%使えます!
とりあえず持っていなかったけど、開設しようかな、と思っている人は、免許証を持っているだけで、難関の住所証明がクリアできますよ。
メリット③ イギリスだけでなく、EU諸国でも運転できる
イギリス特にロンドンは、EU諸国への旅行の窓口です。
週末休みにちょっと旅行へ、なんてこともできちゃいます。
その時、運転するのに、イギリスの免許証が使えます。
このように、一枚持っているだけで、とっても便利なんです。
わたしは実はニュージーランドの免許証も持っているのですが、イギリス免許も取りたいなーと前々から思っていました。
ですが、住所が確定するまでは…と伸ばし伸ばしになってしまい><
今回引越ししたタイミングで、ついに免許取得に踏み切ったわけです。
実際申請してみると、思っていた以上に簡単だったので、もっと早くしておけばよかったな〜と思いつつ。
では、流れをまとめていきますね。
免許切り替えまでの流れ
免許証取得にあたる、大体の流れがこちら⬇️
- ロンドンにある日本大使館で「自動車運転免許証抜粋証明書」を申請→取得
- 書類を集める(後述します)
- イギリスの免許庁DVLAのJapanese Account Manager宛に必要書類を郵送
- 住所にイギリスの免許証が届く
- 日本大使館に返却された日本の免許証を受け取りに行く
ここでは通常の申請方法ではなく、日本旅券保持者向けの特別措置を利用した申請方法を記載していきます。
あくまでわたしの場合はこうしたよ〜というお話なので、詳細は大使館HPで確認してください。
今後費用や流れが変更になることもあり得ます。
2019年11月現在のお話です。
では実際にみていきましょう!
必要書類一覧
まず、申請にあたって必要な書類が以下の6つ。
②自動車免許抜粋証明書
③日本の運転免許証
④手数料分の小切手 or Postal Order
⑤パスポートサイズの写真(35mm × 45mm)
⑥BRPカードの両面カラーコピー
①DVLA申請書D1
これは近くの郵便局、もしくは郵送で取得できます。(一週間程度で届くそうです)
わたしは郵便局にもらいにいきました。
基本的に大きな郵便局じゃなくても置いてある(聞けば出してくれる)ので、とりあえずGoogleマップで検索してみると早いかと思います。
郵送でも勿論可能ですが、送料は自分もちになりますし、今後申請費でちょっとずつかかってきますので、この辺はよっぽど近くに郵便局がない場合をのぞいて、節約したいところです。
②自動車免許抜粋証明証
これはロンドンにある日本大使館で申請します。
申請日から数えて2営業日で発行されます。(火曜申請で木曜日に受け取れました!)
ただし、日本大使館に在留届を提出している人のみが申請できるので、まだ届出をしてない人は、先にこちらから提出しておくとスムーズです。
必要書類は
- 日本の免許証
- パスポート
- 申請書
3の申請書は、大使館に置いてあるのでその場で記入します。
申請費用は £14 (2019年11月現在)
申請当日ではなく、書類受け取り時に支払いするので、気をつけましょう。
受け取りには、パスポートと申請料を持っていきます。
郵送申請もできますので、その辺りも日本大使館HPで確認してください。
④手数料分の小切手 or Postal Order
わたしはPostal Orderを使いました。
その場合手数料がかかるのですが、もし銀行から小切手帳をもらっても、今回しか使うことないなと思ったからです。
申請費は £43 に+手数料 £5.38(2019年11月現在)でした。
手数料がちょっとお高め?でもイギリスですし、こんなもんですかね。。。
⑤パスポートサイズの写真
ここで注意しなければならないのが、日本のパスポートサイズではないことです。
日本サイズだと、ものすごく大きい+費用も高くなってきますので、お気をつけください。
わたしはロンドンに②の申請に行った時に、一緒に写真を取ってきました。
大使館からほぼ直線距離で徒歩30分ほど。
地下鉄Charing Cross駅の構内にある、こぢんまりとした写真屋さん。
正直ちょっと薄暗くて怖かったです。笑
ですが、担当のお姉さんはとっても親切で、数回取り直しもしてくれました。
(イギリスのパスポート写真は厳しく、前髪が眉毛にかかっていると申請拒否されることがあるらしく、その辺細かく指示されます)
その場ですぐ印刷もしてくれるので、所要時間5分ほど。
そしてクオリティも高いです。
費用は £8 でパスポートサイズの写真が4枚ついてきます。
その辺の証明写真機でとるのとそこまで値段が変わらないので、わたしみたいに申請ついでに行くといいかな〜と思います。
わたしは結局使わなかったのですが、万一写真のサイズを間違えていたり、写真がダメで再提出等になった場合、無料で取り直し+印刷し直ししてくれるそうです。
その辺も含めてこの写真屋さん、本当におすすめです!
BRPカードの両面カラーコピー
わたしは Ryman という現地文房具屋さんで印刷してもらいました。
一枚で両面分をカラーコピー 80p でした。
ただコピーを頼むだけだと、二枚にされてしまって値段も倍取られる!なんていう落とし穴もありますので、最初に一枚でいいんだ!ということを強調されるといいと思います。
店員さんも慣れているので、説明したらちゃんとその通りにしてくれます。
申請(郵送)する
今回は特別措置を使うので、それ専用の宛先に送付します。
DVLA Japanese Account Manager
1.Ms Lisa John
Address: CCU1, DGFW, DVLA, Swansea, SA6 7JL
Telephone: 01792-7821122.Ms Diane Sturley
Address: CCU5, DGFW, DVLA, Swansea, SA6 7JL
Telephone: 01792-384698
宛先はどちらでも良いそうですが、このどちらかに送らないと書類不備で帰ってきてしまう可能性があるので、気をつけてください!
また郵送は、日本で言う書き留めにあたる Special Delivery を使いましょう。
日本の免許証やBRPカードのコピーなど、個人情報盛り沢山ですので、普通郵便だとちょっと不安です。
Postal Orderを購入するついでにこの日郵送もしてきました。£6.6 でした。
お疲れ様でした。
ここまできたら、あとはひたすら免許が無事に届くことを祈るのみです!
実際にかかった費用総額
自動車免許抜粋証明書 £14
Postal Order + 手数料 £43 + £5.38 = £48.38
証明写真 £8
Special Delivery £6.6
BRPカードカラーコピー £0.80
合計 £77.78 (約1万円)(2019年11月現在)
免許証到着後
流れとしては、最後に日本の免許証を受け取りに行く必要があります。
約3ヶ月から半年を目安に、ロンドンの日本大使館に返却されるそうです。
最初に長期滞在で4ヶ月以上と書いたわけがここにあります。
申請から取得まで約4週間として、その後に免許証が帰ってくる期間も考えると、そのくらい滞在する方でないと、結果として日本帰国後に日本の免許を再取得するといった手間が出てきてしまうんです。
またもうすぐ2019年も終わると言うことで、年末年始は勿論大使館及び英国の政府関係も全ておやすみです。
そのため、これから申請しよう!と考えている方は、通常の申請時より時間がかかると思われます。
少しでも早めに動かれることをおすすめします。
今日のまとめ
わたしは今週の月曜日(11月19日)に全ての申請が完了しました!
あとは免許証が交付されるのを待つのみです。
また免許取得したら、ここでお知らせしますね!
それではまた。
申請してから5日間と言うスピード入手でした٩( 'ω' )و