こんにちは!けいです。
実は今回、人生初の本場のクリスマスパーティを経験したので、感想をまとめておこうと思います!
イギリスのクリスマスは?
そもそもクリスマスとは、キリストさんの聖誕祭のこと。
日本ではどちらかと言うと、クリスマスイブがメインの扱いですが、こちらでそのことを話すとなんで?と不思議がられます。
こちらでは勿論、メインはクリスマス当日。
そして恋人たちのクリスマスと言う曲があるほど、恋人や仲のいい友だちと過ごすことが普通の日本とは違い、イギリスのクリスマスは家族と過ごすものです。
日本で言うお正月が、感覚としては一番似ているかと思います!
クリスマスツリーの下にたくさんのプレゼントを並べて、御馳走を囲むのです。
この日のために、国内外から親戚一同が集まり、共に一夜の集いを楽しみます。
今回、わたしも職場のスタッフの子から誘ってもらって、パーティに参加させてもらいました!
クリスマス当日はとにかく大変
クリスマス当日、この日はとにかく何をするにも大変です。
いくつかびっくりするような例をお話ししますね。
お店がCLOSE!
お店がこの日だけはどこも開きません。
レストランやカフェは勿論、スーパーすら、お休みです。
そのため、みんな前日のイブや、その前に、クリスマスのためのたくさんの食材を買い込むんです。
メインは勿論ターキー!
大手スーパーでは、この時期毎日置いてあるにも関わらず、棚は基本的にスカスカ!
みんなのクリスマスへの力の入れ方がすごいです。
わたしは興味本位で24日の夕方にお買い物に行ってたのですが、今までにないくらいの品物の少なさに衝撃を受けました。
25日もCloseなので、生鮮食品は勿論、通常の棚の補充等もされていないんです。
そして当然のように、お店は17時、18時には閉まってしまいます。
なんで?と不思議に思い、現地の友人に聞いてみたところ、24日に実家や親戚の家に移動する人が多いから、という話でした。
なるほどな〜
公共機関もSTOP!
また、営業していないのはお店だけではありません。
なんと、バスや電車といった公共の機関も、基本的に全てストップ!
飛行機は飛んでいるのかもしれませんが、空港までの選択肢が自家用車かタクシーしかありません。
皆さん、この時期にイギリスに来るのは危険ですよ〜(笑)
当日、わたしは一本だけ動いていたバスを待っていたのですが、バス停で20分待っても音沙汰がなく、、、
隣りで一緒に待っていたお姉さんに聞いたところ、彼女はもう40分は待っていたそうで、諦めてタクシーを呼ぼうかと思ってる、と。
わたしは正直この調子だったらタクシーも危険だなーと思い、お呼ばれ先まで歩けないこともない距離だったので、のんびり30分ほど歩きました。
この日の街中の静かさは本当にすごいです。
車どころか、人もいません。
みんなどこか行っちゃったか、自宅に引きこもっているんですね。
30分も住宅街を歩いていたにも関わらず、本当に数えるほどしか人とすれ違いませんでした。
明るいのに、シーンとしている街中は、さながらゴーストタウンのようで、ちょっとひやっとしました。
パーティは昼過ぎから夜通し
歩くこと30分弱、無事にお家に到着です。
パーティ自体は一日中やるらしいのですが、やっぱり夜のパーティは家族団欒なイメージだったので、ちょこっとだけ遠慮させてもらって、お昼の部に参加させてもらいました。
中に入ると、わたし以外の親戚の方達は午前中から集まっていたらしく、リビングは人でいっぱい!
ホストの彼女が一人一人紹介してくれましたが、まあ覚えられませんでした( ̄▽ ̄;)
隣りのキッチンでは、ママさんがせっせと大量の御馳走を作っていました。
人生で初めてのターキーの丸焼きです!
本当に絵や写真で見たまんまのそれでした><
このローストターキーにグレイビーソースをかけて、何種類かある副菜を好きなようにのせて、ワンプレートを作ります。
そして最後にローストプディングが焼き上がったら、それにもソースをかけて、みんな各々ランチタイム!
おかわりしてね!と言ってもらったのですが、これが意外とお腹にたまる!!
特にここのおうちでは、通常のターキーと、ピリ辛ターキーとで2種類用意されていて、どちらも参加したら本当にお腹いっぱいになりました。
でもママからはケーキもあるから少しは開けておくのよ、と言われ。
しっかりケーキもいただきました!
こちらは見た目からイギリスっぽいチョコレートパウンドでした。
思っていたより甘すぎず、すごく美味しかったです!
一緒にいただいた紅茶によく合いました。
ご飯の後は、団欒タイム。
紅茶やスパークリングワイン片手に、チェスをしたり、テレビを見たり。
エリザベス女王のスピーチも聞きました。
この時すごいなと心から思ったのが、みんな一斉に話をやめて、テレビに注目するんです。
洗い物をしていたママでさえも、それを止めてテレビの前に。
シーンとした中、女王の声のみがテレビから聞こえてきます。
イギリス国民がどれだけ王室を支持しているのかが分かりますね。
スピーチ後はまた以前の団欒の時間に戻ったのですが、わたしは一人違うところに感心していました(勿論スピーチはちゃんと聞きましたよ!)
その後は楽しくおしゃべりに参加したり、シークレットサンタをいただいたりして過ごして、夕方6時ごろにお暇しました。
みんなはこの後も深夜までパーティを続けて、日付が変わる頃にそれぞれ家に向かって帰り出すそうです。
クリスマスは日本で言うお正月!
こうして半日参加させてもらったのですが、とにかく楽しかったです!
個人的に、イギリスのクリスマスって、日本で言うお正月なんだなと思いました。
(イギリスでは三箇日はなく、大晦日まで普通にお仕事します。1月1日だけお休みしたら、2日から通常営業です。)
クリスマスホリデーというだけあって、多くの企業が長期休暇をこの時期に持ってきているので、ヨーロッパの他の国に帰る人も多いです。
今回わたしはイギリスで過ごすという事で、半日でしたが、伝統的なイギリスのパーティにお呼ばれしてもらいました。
やっぱりお祝い事は、いっぱい人がいた方が楽しいんだな!と心から思った1日でした。
さて、クリスマスが終われば、今度は一年に一度のボクシングデーです!
わたしは今回、ものすごくこの日を待っていました!!
そのこともお話ししますので、それではまたすぐに(*´◒`*)